デザインスキルでビジネスの差が生まれる!?

デザインスキルでビジネスの差が生まれる!?

こんにちは!

本日はビジネスを行う上で差が出るデザインの重要性についての記事になります。

デザインと一言でいっても「なんでデザインが重要なの?」「デザインが利益に直結するの?」「なぜ今、デザインに多くの企業が注目しているの?」などといった疑問が浮かぶと思います。

そんな疑問を今日は一緒に解決していきましょう!

 ー 目次 ー

【1】なぜ多くの企業がデザインを重視するのか

【2】 デザインセンスは未知のもの?

【3】デザインとアートの違い

【まとめ】成功の最も価値ある投資はデザイン!

 

 

【1】なぜ多くの企業がデザインを重視するのか?

その理由は、デザインの取り組み次第でビジネスの結果が大きく変わるからです。そしてビジネスにおいて最も重要なことは何でしょうか?

それは、、、「生き残ること」です。

2018年に経済産業省と特許庁から「デザイン経営宣言」というタイトルでデザインを活用した経営手法の効果と必要性、それと推進するための政策が発表されました。2021年6月時点の全国の企業数は367万4000社あります。たくさんのライバル会社がある中、生活をするために会社は生き残らなければなりません。その生き残りを助けるのがデザインなのです。

【デザインを取り入れた会社が勝つ時代】

こんなようなこともよく言われています。そのため数多くの企業が、デザインセンスを持つ人材の獲得や高度デザイン人材の育成に投資をするようになりました。

要点は主に2つです。

①経営チームにデザインの責任者がいること                ②事業戦略の上流から下流までデザイナーが関わること

この事を踏まえて、日本のトップ企業ではデザインの人材育成に力をいれています。いくつかの有名企業を紹介します。

・ヤフー株式会社

・富士通Japan株式会社

・ソフトバンクグループ株式会社

・株式会社LIXIL

私たちがよく知る日本の有名企業も、デザイン人材の価値について言及していることからも、あなたがデザインについてのセンスを高めることは、あなた自身のビジネスパーソンとしての価値を上げてくれることがわかりますね!

おまけ【利益を4倍、株価を2.1倍にしたデザインの効果】

これは欧米の研究でデザインへの投資を行う企業の結果に関する研究発表のデータになります。デザインへの投資を行った企業とそうでない企業の差について、イギリスのDesign Councilは営業利益が4倍になり、FTSEの市場平均の中でも株価は2倍になると発表しました。またDesign Value ludexでもS&P500の中で株価が2.1倍成長になると発表されています。

このデータからもデザインが利益に関係すること株価を上げることがわかりますね。

【2】デザインセンスは未知のもの?

ここでやっとデザインに関してのお話に入ります。お待たせしました!

突然ですが、今までに「あの人いつもセンスがいいな」「あの人に任せれば必ずかっこよくなる」など思ったことはありませんか?

きっとありますよね。自分も何回も思ったことあります。笑

そしてセンスが欲しいなっと思っても「自分にはセンスがない」「センスって生まれつきだしな」と諦めていませんか?

諦めるのはまだ早いです!!!

実は「センスがいい」と言われる人には一定の条件

つまり「公式」があるんです。

 なにそれ!?と思いますよね。センスを後天的にどのように身につけるかはまた他の記事でお話していきますので、気になる方は読んでいただけると嬉しいです。もちろん先天的なセンスもありますが、後天的に身につけるセンスの方が普遍的と再現性が高いので、センスの正体を知らない人達にハードルが高いと思われている分だけ、身につけて差をつけるにはピッタリのスキルとも言えます。

【そもそもデザインとは?】

デザインと聞いてどんなことを思い浮かびましたか?

「色や形がきれいなもの」「かっこよくまとまっているもの」そしてそれを作るのがデザイナーのお仕事という風に思い浮かびませんでしたか?

確かにその考えは間違ってはいませんが、人が本当にデザインの恩恵を受け取るのは、それとは違うタイミングにあります。

それは「何か解決したい課題がある時、達成したい目標があるとき」です。

つまり、「課題解決」がデザインの本質ということです。今何かの課題があるとき、それを解決する筋道を手に入れることが本当にある意味デザインなのです。

 

【3】デザインとアートの違い

デザインとよく比較されるものの1つに「アート」というキーワードがあります。この2つを両方をよく理解している人には違いが明確ですが、それぞれの専門家はお互いをあまり詳しく理解していないことも多いのが事実です。

あなたはこの2つの違いはなんだと思いますか?

デザインとアートの違いは、、、
デザインは「課題解決」   アートは「課題提起」
という価値を持っています。

わかりやすく例えると、
デザインは → 特定のターゲットへの狙い撃ち
アーティスト → 全方位への発信

このような感じになります。ここでしっかりと特定のターゲットを狙い撃ちできるように意識してみましょう!

 

【まとめ】成功の最も価値ある投資はデザイン!

2018年に出したある会社の「デザインのビジネス価値」のレポートによると、デザインを経営に取り入れた企業は全体平均と比べて、売上が32%も高く、株主のリターンも56%高かったという結果が出ています。

こんな情報を見ると、多くの人は「自分の業界は違うから」と言いたくなるでしょうが、この調査は医療技術・消費財・小口金融事業という異なる3事業で行われた結果でした。これは商品が物理的、デジタル、サービスまたは組み合わせ関係なく、優れたデザインが重要であることを示しています。

ビジネスにおいて、売上を上げる方法はいくつもありますが、売上を32%もアップできる方法は多くありません。この結果から私たちが決断すべきことは、売上を32%アップできる方法が無いのであれば、、、

今すぐにデザインに投資を始めることです。

生き残るためにも一緒にデザインの勉強を頑張っていきましょう!

 

それではまた次回、お会いしましょう。