デサインセンスの高め方知ってますか?

こんにちは!
今回は前回の記事で少し触れた「デザインセンス」についての記事になります。
デザインセンスというのは、ファッション・インテリア・料理など私たちの日常に溢れていて、ほとんど全てのものに表れています。
例えば、、
服を選ぶ時に「あの人、ファッションセンスいいから真似しよう」
誰かの家に上がった時に「こんなセンスのいい部屋に住んでみたい」
料理本を見た時「美味しそう!私も作れるようになってみたい」
など思ったことはありませんか?
このようにセンスがいい人は、、、
人の心を動かすことができます。
これから、人の心を動かすデザインを作っていきたいですよね!!
でも「自分にはセンスがないから、、、」「今からやっても間に合うの?」「センスを身につけるなんてできるの?」などと心配していませんか?
大丈夫です!!一緒にデザインセンスの高め方について見ていきましょう!
ー 目次 ー
【1】デザインセンスを身につける事で得られるメリット
【2】デザインセンスの基礎の基礎
【3】センスは才能ではなくロジック
【まとめ】
【1】デザインセンスを身につける事で得られるメリット
皆さん。「メラビアンの法則」というものを知っていますか?
この法則は人と人とのコミュニケーションにおいて、視覚・聴覚・言葉から受け取る情報がそれぞれ異なった際、話し手のどのような情報が聞き手の印象に影響するかを実験したものによってわかった心理法則であり、
「視覚55%、聴覚38%、言葉7%」という数値が出ました。
つまり、この法則によれば人は相手が何を話したかという内容よりも、外見や身体表現といった目に見える情報の方が重視されるということです。
わかりやすい例でいうと、、
・笑いながら叱る → 叱っているようには感じにくいですよね
・不機嫌にありがとうと言う → 感謝された気持ちにはなりませんよね
・納得いかない表情で褒める → 素直に喜べないですよね
このように見た目や見せ方の方が、あなたが社会的評価に与えるインパクトが大きいことがわかります。
あなたがデザインセンスを身につけることで、中身を変えなくても、今よりももっと社会的に評価されやすくなるということが言えます。
【2】デザインセンスの基礎の基礎
ここで、センスがいいと言われるための基礎を抑えておきましょう。
重要な点は2つあります。
【センスは評価する人によって変わる】
【TPOに合わせること】
センスがいいと感じられるかどうかは、そのものの良し悪しだけではなく、置かれる環境や評価する人の状態にも大きく左右されます。
例えば、ロック歌手やメタルバンドなどが好きな人であれば革ジャケットやスタッズなどのファッションがかっこいいと思う人もいますが、それを結婚式や役員会議などに着ていった場合どうなるでしょうか?
きっと社会的評価はマイナスですよね。
このようにセンスとは感覚的な評価ではあるものの、TPOなどの一定のルールの上にのみ成立するものであるということです。
デザインセンスを理解するのに大事なことは、感覚的な評価も一定のルールに従っており、そのルールを理解しなければセンスへの評価や結果は的ハズレになってしまうということです。
【3】センスは才能ではなくロジック
次に大事になるのは、ロジック(再現性)のボリュームとバランスの重要性を知ることです。
2000年代に入った頃にブームになった「ロジカルシンキング」を皆さんご存じだと思います。
ロジカルシンキング:物事を体系的に整理し、矛盾や飛躍のない筋道を立てる思考法
デザインセンスもロジカルシンキングと似ています。
デザインセンス:人の美感を体系的に理解し、欲しい反応を再現するための表現法
同じようにフレームワークを学び、実践を繰り返せば身につくことが分かります。
【「流行=ダサい」という罠】
流行にまつわるロジックについても少し触れておきましょう。
流行というのは、王道に対するズラしの要素の1つですので、そのトレンドと合っている瞬間は「センスいい・オシャレ・羨ましい」と言われることがありますが、トレンドの波が過ぎた後に、そのデザインを使っているとダサいと評価を受けます。
センスは時代に左右されるので「強く流行るほど、強く廃れる」ということもセンスを理解する上で大切になるので抑えておきましょう。
【学ぶなら一生使えるデザインセンスを】
先程、流行やブームについて触れましたがそれと同時に、そのトレンドが上下している数十年の間、変わらずに「センスがいい」と言われ続けているものがあります。
それは「フォーマル」「王道」と呼ばれるものです。
イメージしやすいファッションで例えますと、スーツやドレスなどのフォーマルファッションに流行りの廃りはあったでしょうか?
あまり聞いたことは少ないですよね。だから王道と呼ばれるのです。
ですので、結果の再現性から考えても、私たちが学びべきは確率論のトレンドではなく、一生変わらずに使えるロジックだと考えます。
【まとめ】
今回の記事はこれで以上になります!
少しは「デザインセンス」について理解していただけましたでしょうか。
センスと聞くとどうしても先入観から「センスは才能」「先天的な感性」という手に届かないイメージを持ってしまってハードルが高く感じてしまうかと思いますが、後天的に身につけるセンスの方が普遍性と再現性が高いので、自分には無理だと思わないで一緒に頑張っていきましょう。
それでは次回またお会いしましょう!!